堂本剛ラジオレポ

レギュラー以外のラジオレポです
レポしてくださる方大歓迎です。ご連絡お待ちしています。こさかママ
レポの無断複写・無断転載を禁止します。

TOKYO FM Holiday Special 〜KinKi FM〜 byままこさん


こ「KinKi Kids 堂本光一です。」

つ「堂本剛です。」

こ「11月3日文化の日でお休みの木曜日ですけども、え〜、私たち二人がKinKiFMをお届けします。」

つ「お届けします」

こ「ま、あの〜正直話すこととか何もかもきめてません。」

つ「はい、全くと言うほど決めてなくて」

こ「フリーでといわれてます」

つ「ま、KinKiFMですから、堅苦しくなく、自由ざっくばらんにお届けすればいいかなというふうに思っておりますが。

こ「ま、そうですね」

こ「ま、我々としましてはアルバムをね、製作しました」

つ「しましたー」

こ「それを出させていただくわけですけども。今回はKアルバムと。」

つ「そうです。もうAアルバムからKまできてしまいましたねぇ。」

こ「途中φという

つ「アルバムもはさみました

こ「はさんで。Kという、まぁ、Kという想いの中にはいろいろね我々にとってもあります。

つ「あります

こ「KinKi KidsのKであることだとかいろいろありますんでね。ま、去年出そうよいう話をしてたんですが、その段階では、なかこう、そういった形で強引に出してしまうよりも、もっといい形で出せる形があるんじゃないかということで、去年は出さずに、そして今年の今になってよやく完成したという感じでございます。
とにかく11/9リリースになると

つ「はい」

こ「さっそくこのナンバーでスタートしたいと

つ「そうですね」

こ「思います。

つ「はい」

こ「KinKi Kidsで願う以上のこと祈る以上のこと。」

♪願う以上のこと祈る以上のこと
 作詞:吉田美和
 作曲:中村正人
 編曲:武部聡志


こ「さて、え〜、聴いていただいておりますが、これはDREAMS COME TRUEのお二人に書いて頂いた曲で、」

つ「はい」

こ「そのドリカムの中村さんからメッセージも頂いているんです

つ「頂いております。

こ「はい。ちょっとご紹介しようと思いますが。

こ「この楽曲の製作にあたり、最初からKinKi Kidsの二人の歌声が聞こえ、二人が歌っている絵が見えていました。切なくメロディアスな曲、でも、ダンサブルなところも含めて、KinKi Kidsが持つ全てのエンターテイメント性を取り入れられればいいなと思って製作しました。年齢こそ違いますが同じ時代を過ごしていてずっと横から見させてもらっているので、お二人の話題を目にしたり、耳で聴いたりして、様々な場面で勇気づけられています。また7年後にでも曲をかけたらいいなと思っています。(笑)」

つ「ありがとうございます」

こ「という感じですけれど。」

つ「えぇ」

こ「ま、この曲をね、中村さんは作っているときから、二人の歌声が聞こえてきているようなそんな感じの中で作曲してくれたというふうにおっしゃっております。」

つ「うれしいですよね〜。

こ「これ、うれしいことですよね」

つ「えぇ」

こ「ま、以前にはドリカムのお二人には「ね、がんばるよ」という楽曲を

つ「かいてくだしましてね」

こ「かいてください、提供して下さいました。ま、でも、あの、ね、ここにも書いてあるますけど、なんかメロディアスな部分でもあり、歌詞はね、美和さんですけども、

つ「えぇ」

こ「その前向きに行こうというような歌詞が盛り込まれていて

つ「うん」

こ「なんかそんなこう、ダンサブルなところも含めてという中村さんのメッセージでしたけれど。まさに、その通りだなと。

つ「うーん。」

こ「え〜。いう感じでございますけども。実際に」

つ「あ、収録コメントも頂いているんですか?」

こ「あら、そうですか。」

つ「申し訳ありません」

こ「じゃ、聴かせていただきましょう」

中村さん「TOKYOFMをお聴きのみなさん、そしてKinKi のお二人、光一くん、つよっぷ、お元気ですか?お久しぶりです。DREAMS COME TRUEの中村正人です。
ということでね、来週ですね。いよいよね、ニューアルバム、Kアルバムが出るということでね。もう、このアルバムのタイトル自体が決まりだなという感じがしましたけれど。KinKiのKかと思ったら、いろいろ絆とか色々キーワードを集めたものということで。今の時代KinKiのお二人がこういうアルバムを出すということがすごく意味があるんじゃないかなと吉田といつも言ってたんですけれども、DREAMS COME TRUEも歌っていただきまして。「願う以上のこと祈る以上のこと」という曲なんですけれど。この前ですねアメリカでツアーをやってたんですけれど、そのアメリカのツアーの会場に出来上がりが送られてきましてですね。シアトルの公演の直前に聴きまして、吉田と二人で。もう、二人でやった!と、イメージしていた通りだ!ということで、お二人のパフォーマンスも含め、それから武部さんという偉大なアレンジャーがアレンジしてくださったんですけど、ほんとに僕と吉田が作ったでもテープの要素をたくさん入れて頂いて嬉しかったです。もう二人のボーカルが、ほんとに、スーパーユニゾン、はもってもよし、ユニゾってもよしということで、すごい品質で出来上がってきてですね、すごい嬉しかったです。実は僕はデモテープの中にダンス部分みたいなところを入れましてですね、そこは武部さん、どうしちゃうのかなと思ったら、なんかそこも残して下さって、きっとあそこではいいパフォーマンスをしてくれるんじゃないかなと、そういう想いも込めて作りました。まぁ、ぼくらDREAMS COME TRUEが楽曲を提供をするのは2004年の「ね、がんばるよ」ということで。もう7年になるんですね、2曲目ということでね。今回は、それから吉田の書いた詩の主人公もお二人のように愛することにかける想いを成長したりあるいは時には色々悩んだりそんな経験を経た彼が歌うという歌になっていると思います。ということで、忙しいと思いますが、一日一日を楽しんで頑張って頂きたいなと思っております。というわけでDREAMS COME TRUEの中村正人でした。」


こ「いや〜、ありがたいお言葉を。嬉しいですね。」

つ「嬉しいですね。すごくあのぉ、ね、お二人にとっても、もちろん全てのステージはそうでしょうけれど、アメリカのほうで、ライブをされてるところに届いたというのも、面白い話ですね。

こ「うん。そこで聴いていただいて、イメージ通りだと言っていただけたのは、それは歌い手からしたら、それは、

つ「いや〜、ほんとにね

こ「ほっとする場面でもありますし」

つ「僕はあの、お二人はあれなんですよ、以前、ライブにね、ご招待していただいて、ずっとドリカムのライブをみたいなと思ってたんで、拝見させていただいて、最後、今日ありがとうございましたって、ご挨拶させていただいたら、ご飯いこうよと、ご飯も一緒に行ってくれて

こ「おぉ」

つ「色々音楽的な話もさせていただいたり、たわいもない人間的な話もさせていただいたりしながら、で、中村さんは、お宅にもくれば、って言ってくださって、お食事もごちそうになってとか、

こ「おぉ」

つ「すごく、あの、音楽以外の部分でも色々お話を聴いてもらったりもしながら、している関係性なんですけど。なんかこう、7年以前のね、その「ね、がんばるよ」から7年もたって、

こ「うん。ま、そういうのもあって、この先ほど僕が紹介したそのメッセージ。7年後にもまたかけたらいいなっていう

つ「おっしゃっていますけども」

こ「そういう意味があったんですね。

つ「でも7年といわずですね、短いスパンでまたご一緒できたらなと」

こ「ほんとにね、お二人は、今、剛くんが言ったように、仕事場どっか歌番組で会っても、すごくフレンドリーに

つ「すごくね」

こ「してくださいますしね。

つ「気にかけてくださってますからね」

こ「でもやっぱり、この曲自身もこの詩の内容もそうですし、楽曲のテイストもそうですし、本当にDREAMS COME TRUEお二人のエネルギーが込められた曲だなぁと。」

つ「そうですね。いつかなんか、こう、一緒に歌えたらいいなぁとか思ったりしますよね」

こ「ま、ま、すごいですね。」

つ「えぇ、ま、色々なこう夢をさらに抱けるそういう力強い楽曲を提供していただいたなというふうに思っております。本当にありがとうございます」

こ「そうですね。はい。

こ「さ、今日は、たくさん曲を掛けさせて頂けるということなので

つ「たくさん曲をかけられるだけ、かけていこうと」

こ「続いての曲に参りましょう」

つ「いきましょうか」

こ「続いては、達郎さんにしますか。

つ「そうしましょうか。」

こ「山下達郎さんに

つ「この曲もかっこいいですよ」

こ「とりあえず、聴いていただきましょう。山下達郎さんにカバーを、曲をカバーさせていただきました、僕たちが。「いのちの最後のひとしずく」聴いてください。

♪いのちの最後のひとしずく
作詞・作曲:山下達郎
 編曲:船山基紀
 コーラスアレンジ:高尾直樹

(山下達郎さんご本人の声でメッセージ)
「TOKYOFMをお聴きのみなさん、こんばんは。光一くん、剛くん、山下達郎です。来週ニューアルバムKアルバム発売になります。誠におめでとうございます。早いですね。え、僕が彼らと初めてお目にかかったのが1996年のことですから彼らが17歳。それが今は30越した立派な大人になりまして、時の流れは本当に早い。しばらくご無沙汰してたんですけど、久しぶりにKinKiの作品に僕の作品を使っていただけるという、本当に嬉しいです。今回の「いのちの最後のひとしずく」という曲は、僕がこの8月に出した僕自身のアルバム「Ray Of Hope」というアルバムに収録してあった曲なんですけど、僕の作品はちょっと異色な響きなので、できたらだれかに歌ってほしいなって思ってたんですけど、KinKiがカバーしてくれるという話を聞いた時、非常に正直いって驚いたんですけども。よく考えてみるとちょっと沈んだ哀愁のカラーに合うかなと、そういう感じも思いまして。どんなものができるのかなと、船山さんがアレンジしていただけるということなので、どんな感じになるのかなと思って。できたオケはですね、僕よりずっと華麗なフィラデルフィアテイストの華麗なオケになっていまして、それもとっても驚きましたけども期待に違わぬできで、とっても嬉しいです。まだアルバムが、僕自分の曲しか音を頂いていないので、アルバムを頂いたら全部聴かせていただきたいと思います。そうそうたるライターの方々がずらっと並んで、KinKiのために曲を作っているということをうかがっております。え、ぜひ、私今週からツアーなのでじっくり聴かせて頂きたいと思います。ほんとに、彼らがティーンエイジャーのころからずっと知っているので、ほんとの意味での頂点を極めた人たちなんですけど、意外と裏ではシャイな、こう、ちょっと繊細な心がある二人なので、とっても、ある意味では人みしりだったり、心の色々なことがあると思いますけれど、でも、まだそういうところに、デビューしたころの少年のせいっていうか若さとか、そいううものを捨てないで持っているなといつもみてて思っています。最近あまりお目にかかれませんけど、機会があったら、お茶でも飯でも一緒につきあってもらえればなと思います。なにはともあれ、ニューアルバムのご成功、心よりお祈りしております。また、なんか機会があったらまた仕事をしたいなと思っております。お互い頑張ってやっていきましょう。山下達郎でした。」


こ「いや〜うれしいね」

つ「嬉しいですね。達郎さんが、こう、コメントをしてくれるなんて」

こ「なぁ」

つ「ほんとにありがとうございます」

こ「ありがとうございます」

こ「ま、この楽曲は正直、最初ね、達郎さんのこの曲のカバーでいくって聞いた時、自分でも正直想像つかなかったんですよ。」

つ「うん」

こ「え、この曲をKinKiで、どう表現したらえぇんやろか。で、まぁ、実際レコーディングで歌ってみると、なんとなくどんどん、その達郎さんの世界観にひきこまれていったというか、そんな気持ちの中で僕としては歌わさせて頂いたんです。でも、達郎さんがね、こういう風におっしゃっていただけたのは、もしかしたらKinKiのテイストに合う部分があるかもしれないというね、おっしゃってくれたのは、すごく嬉しいことですし。ほんとにこの曲自体にエネルギーを持っているというか。出だしのね・」

つ「僕もやっぱりね、今のこの様々なことがあるこの世の中で、いのちの最後のひとしずくっていうこのドラマティックなね、このタイトルに僕やられちゃいましたからね。それで、アレンジがかわって。でこのアレンジも、なんていうんですかね。いのちの最後のひとしずくを想像させるような、はかない音からはじまって、リズミカルに入って行くんですけど、本当に切なくて儚いダンスっていうかね、なんかそういうイメージで僕は最後まで歌わせていただきましたいたけれども」

こ「だから、達郎さん自身もおっしゃってた、自分のテイストとはちょっと違った曲を選んだねぇというふうにおっしゃってましたけども、確かにそのちょっと違った部分はあったかもしれないけど、でも、ざ・山下達郎だなという風に感じましたから、歌ってて。」

つ「そうですね」

こ「もう本当にその出だしの「横顔の♪」っていう、これだけで、あぁもう、山下達郎だっていう、それがわかるっていうのが、すごいなぁ」

つ「すごいですね」

こ「作家のエネルギーっていうか、達郎さんのエネルギーっていうか。そういったものをすごく感じる曲だな〜と。」

つ「感じましたね。え〜、コメントまでいただきまして、本当にありがとうございます。こちらもねぇご飯でもといってくれてますから、いつでも誘ってください。」

こ「はい。さ、

つ「さ、

こ「だいたいここでもう、もう

つ「20分くらい経っちゃったんですね。」

こ「早いなぁ」

つ「のんびりしゃべってられないですね。

こ「ま、どんどん、曲の方も」

つ「かけていきましょう」

こ「素敵な曲たくさんあるんで、聴いていただきたいので、次は」

つ「はいはい、うん」

こ「そうですね、ラジコンという曲に行きますか」

つ「いきますか」

こ「はい。

つ「いきましょうか」

こ「この曲は、ま、詩の方を松本隆さんに書いていただきました。」

つ「このラジコンという詩の中の世界観も、松本さんらしいというとあれですけど、少年の心をあの方もずっと持ってらっしゃるじゃないですか。それがやっぱり詩の世界観の中にあっていいなぁなんて思いながら、ぐっと、なんか高まる熱くなる胸を押さえながら歌ったていう思い出がこの曲にはありますね。」

こ「ま、松本さんは、僕らでいえば、硝子の少年デビュー曲から、え〜お世話になってて、いろんな楽曲ね、提供して頂きましたけども、とりあえず、皆さんにもその聴いていただきたいと思います。」

つ「聴いていただきましょう。」

こ「ラジコン聴いてください」

♪ラジコン
 作詞:松本隆
 作曲:筒美京平
 編曲:船山基紀
 コーラスアレンジ:岩田雅之


こ「さぁ、というわけで、ラジコンという曲を聴いて頂いておりますけど、作詞が松本隆さん、そして、作曲が筒美京平さんなんですね。筒美さんといえば、KinKiでいえば、「やめないでpure」とか、以前は曲提供して頂いておりますけど。ま、今ね聴いてもらう前にも松本さんのお話をしましたけども、松本さんからコメントも頂いておりますので、ちょっとこちら僕の方からご紹介させていただきますけども。
(松本さんのコメント。光一くんが読みます)

こ「君たちは永遠に硝子の少年。壊れやすくて凛としていてきらきらしていて風のように透明。その生き方をいつまでも貫いてほしい。」

こ「というコメントで」

つ「ありがとうございます。」

こ「え。ま、松本さんの詩って、こう、なんていうのかな。こう読んでみるとなんとなくちょっと昔を思い起こさせるっていうか。ぱっとみるとそんな感じするじゃないですか。でも、実はすごく今の現在、現実をとらえてる詩が多いんですよね。」

つ「こう、懐かしい記憶っていうんですかね。そういうものがよみがえる中にも、こう、現実を強く生きていくっていう、ま、だから先ほど僕がちらっとお伝えしたように、少年のような心というものがありながら、でも、その少年が大きく大人になって力強く現実を生きぬいていってるっていうような、なんかそういう雰囲気なんですかね。なんか、こう、独特のっていうんですかね、

こ「あるよね」

つ「エネルギーがやっぱりありますよね」

こ「時には、すごく直接的に強いことを言ってたりとか、すごいなんか、メッセージのある詩というものをね、かいてくださる方だなと。ま、以前にちょっと番組の方で、はじめてというか、ちゃんと対談もね」

つ「お話させていただきましたけど」

こ「うん。まぁ、あれをきっかけに、改めて松本さんが書いて下さった曲を読み返してみると、なんか、どんどんどんどんその松本隆ワールドというか、あ、この言葉は実はなんかなにげないようで、実はすごく深い意味があるなとか、いろんな思いを受けるようになりましたんで。今回はそういった部分も含めて表現できたらと思って歌わさせていただきました。」

つ「はい」


こ「というわけで、どんどん曲まいりましょうか。」

つ「まいりましょうか」

こ「あ。もう後半ということでございます。

つ「えぇ」

こ「というわけでKinKi Kidsがお送りしておりますKinKiFM後半もお楽しみください」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


こ「11月3日文化の日木曜日、KinKi Kidsがお送りしているTOKYOFM
ホリデースペシャルKinKiFM」

つ「はい」

こ「ちょっとあの休憩ゾーンということで。」

つ「休憩ゾーンということでね。」

こ「ま、曲をたくさんここまでも聴いていただきましたけども」

つ「はい」

こ「あの、ほんとに一曲一曲ひも解いていくと、すばらしい曲が集まったね。」

つ「いや、よくね、よくこれ集まったなっていうね。

こ「あの、もともとは、このKinKiFMこの番組の方でも全ての曲を

つ「そうなんですよ」

こ「ご紹介しようかっていうお話もあったんですけど、でも全ての曲をやると六十何分あって(笑)全て入りきらないし(笑)」

つ「そうそうそう、いろいろ、なんか、あの、いろいろな問題が生じちゃうので」

こ「そう、じゃ、この曲は短くとか、なんか、そういったのもね」

つ「そう、それはちょっと」

こ「失礼だし。もったいないし。」

つ「曲を最後まで、こう、ちゃんと伝わるところまでやっぱ流したいという思いもありますから」

こ「そう、そういう思いもありますから、厳選してお送りする形と。なっておりますけども。ま、KinKi Kidsとしては2年ぶりのアルバムで、先ほどもちょっとお話しましたど、去年は出せなかった、ま、出せなかったというか、その形で出すのであれば、もう少し頑張ってやった方がもっといいものができるんじゃないかという思でね、つくったアルバムですから、

つ「はい。」

こ「えぇ。で、今、自分もこうしてラジオをしながら聴いてると、まぁ、なんか、自分が歌ってる曲ではありますが。あぁ、うん(この「うん」は、いいな、みたいな納得できてる「うん」でした)。はははは」

つ「ありますね〜」

こ「なるよ」

つ「やっぱサウンド感がこれだけ、違う楽曲がアルバムの中に入ってはいるんですけど、なんかこう、ひとつに向かっているっていうんですかね、なんかそういう感じがして、胸がやっぱ熱くなりますね。」

こ「うん。だから、自分としては、今回、いつもやったらKinKiの曲でもいろんなアレンジの面だとかミックスに関してとかも、結構、ね、お互いに意見を言ったりだとか、っていう形をとってますけども、今回は、もう、ほぼ、ほぼ、全て」

つ「なんにも言わなかったです」

こ「なんにも言わずにやっていて、というのも、なんでしょう、ここにきて今まで自分たちをね、自分たちをプロデュースするという形がかなり色濃くなってましたけども、今回はこういったコンセプトですから、また、こういった素晴らしい人たちの影響を受けてそこからまた何か、生まれてくるものがその歌い手に徹することでね、何か生まれてくるものが得るものがあるんじゃないかなということで、今回はそういった形をとりましたけども。そして、今、こうしてほんとに、できたものをちゃんとここまでちゃんと聴いたの僕もできあがってからはじめてくらいだったので

つ「あぁそうですか」

こ「えぇ、一曲一曲みなさんそれぞれのエネルギーが込められてるな、という」

つ「だから、あれですよね、みなさんが、こう僕たちと過去にお仕事して下さったときの想いと僕たちに対して捧げてくださってる愛情っていうんですかね、それがこうそれぞれ人間ですから違うわけじゃないですか、その愛の形がさりげなくそれぞれで、さっきも言いましたけど、胸が熱くなりますね。うん。なんか、こう、スタッフも含めてそうですけど、今回、絆っていうKでもあるという思いもあったので、スタッフの人にも、なんか、こうね、僕たちに対して思うことを色々な部分で表現してくれたらいいななんて話もしたこともあるんですけど」

こ「だからまぁ」

つ「やっぱこう、ジャケットひとつとってもなんか、いいですよね、今回ね。」

こ「やっぱりその、なんやろな3.11のね、甚大な被害があった、あれもあってか、前向きな詩が多くなったというか、そんな感じもしますよね」

つ「そうですよね、あのぉ、前向きな詩なんですけど、きちんと現実を歌っているところ」

こ「見つめている」

つ「が、あのすごく、僕たちに対して、捧げてくださった言葉としてはすごくありがたいですよね。なにか、こう、夢うつつな言葉ではなくて、きちんとこの現実の中にある希望というものをKinKi Kidsが歌えるっていうのは、すごくいいアルバムだなと思いますね」

こ「だから、ほんとにこう、それぞれの作家の皆さんが、の、なんていうのかな、色というものは色濃く出てるんだけど、あ、これは、きっとKinKiをこういう風にとらえて作ってくださったんだなと思いもその中にすごく感じる一曲一曲になってるというか。そういう風にも思いますから。さぁ、というわけで、休憩はこの辺にしましょうか。」

つ「しましょうか」

こ「曲の方に参りたいと思いますけども。続いては、え、吉田拓郎さんに提供していただきました曲、

つ「して頂きました。」
.

こ「危険な関係という曲を聴いていただきたいと思います。」

♪危険な関係
 作詞・作曲:吉田拓郎
 編曲:CHOKKAKU
 コーラスアレンジ:竹内浩明


こ「え、というわけで、吉田拓郎さんに提供していただいた楽曲「危険な関係」を聴いて頂いておりますけども。ま、拓郎さんには、知ってる方も多いかと思いますけども、「全部抱きしめて」という曲を僕ら歌わせてもらってましたけど、今回はなんていうか、「全部抱きしめて」とは全く全然雰囲気の違うマイナーの雰囲気の中の、ちょっと大人の」

つ「大人のそうですね、感情っていうか」

こ「そうですね。拓郎さんは手紙をくださってね、この曲は、男と女の曲ではないんだという、手紙を下さって。なるほど、と思いながら歌わさせていただきましたけども。拓郎さんのコメントの方もちょっとご紹介しようかと思います。

(吉田拓郎さんのコメントを光一くんが読みあげます。)

こ「KinKi Kidsとは、ある番組で数年の時を一緒にした。僕は遠からず近からず二人を観察するようになった。10代だった彼らが成長していく様子を僕だけの距離感で見ていた。あのころの二人が今どんな大人になったのか、それについて彼らと話したことはない。だから現在のKinKi Kidsの心の中はのぞくことができない。ただ、僕の中で彼らはあのころと何も変わらず生きてる。そうあの時僕は感じていたのだ。KinKi Kidsには、ずっと危ない空気が流れているような、あの危なさが僕には魅力でもあった。その想いは今も変わらない。」


こ「というコメントを頂いております。なにか、危ない空気が流れていると。あははは」

つ「ま、それもKinKi Kidsのまぁ、あれじゃないですか。楽しみ方のひとつという、僕は客観的な目を持ってますけれどもね。」

こ「ん。なんか、確かにその、あのころっていうは、ほんとに、あの番組をやってたのもあって、こう年上の方ばかりと僕らかかわりあってやってたじゃないですか。でも、僕らも若かったので、まぁ、今思うとその、大人の方々に対してね失礼な部分もあったんじゃないかと思いますよ。だけど、そこを拓郎さんが筆頭となって、こう、僕らに目線を合わせてくれていたというね」

つ「もうね、あのね〜。もちろんオンエアではね、みなさんにはわからないところですけども、やっぱり、バックステージでの方では、拓郎さんが相当、プロデューサーであったりとかね、スタッフであったりに対して、これはこうじゃないとよくないと思うとか、」

こ「あーしたほうがいい、こうしたほうがいい」

つ「こうしたほうがいいとか、すっごく言ってくださっていたので、我々も僕たちらしい時間といいますか、過ごせてたなってすごく思いますよね。あの時よく打ち合わせで拓郎さん、ねぇ、僕らのためにも、いろいろやってくださってましたものね」

こ「そうそうそうそうそう。なんか、本当に、吉田拓郎という、こう、大きな船の上に僕ら乗っていた」

つ「乗ってましたね」

こ「だけど、若かったから、どこまで僕らがちゃんと考えられていたのかっていうのはね、当時の自分たちを思い起こしても、ちょっと分かんないですけど。でも、ほんと今思えば、拓郎さんにあってなかったら、自分らで曲作っていたこともなかったでしょうしね。

つ「まぁ、ゼロだったんじゃないでしょうかね。うん」

こ「そういった部分を勉強させてもらった。」

つ「刺激して頂いたというところもありますね。」

こ「今のKinKi Kidsがあるのは、ほんとに拓郎さんのおかげ

つ「ほんとそうですね」

こ「といっても過言ではない、ぐらいかなと思っております。」

つ「おもっております。ありがとうございます。」

こ「さ、続きまして、秋元さんから、秋元康さんからコメントを頂いております。」

つ「ありがとうございます」

こ「まずは、こちらをお聞きください」

秋元康さんからご本人メッセージです。
「えー、作詞家の秋元康です。ご無沙汰しております。あの、光一君、剛君とはですね、昔住んでいたマンションが一緒だったので(秋元さんとジャニーさんが一緒だったとか、そこにお二人が通っていたとか?)、エレベーターの中でよく会ったんですけども、あの頃は本当にちょっとはにかんだ照れくさそうな少年たちで、もちろんちゃんと挨拶をしてくれたんですが、その挨拶をした後に、光一君はどちらかというとうつむいた感じで、剛君はどちらかというと天井を見た、ま、そういう照れたような、そこがすごく素敵でした。そんなKinKi Kidsのお二人が14年ですか、こういう形で年を重ねてきて、ま、いろいろテレビとか、もちろん音楽とか色々みたり聴いたりしていて、素敵な年の取り方をしているなというのがあって、年を重ねるということはどういうことなんだろうということをテーマに考えました。たぶん、年を重ねるということは、やはりいろんなことを学習していろんなことがわかってくるので、あの時こうしてた、え、この時、こうしたことを、今だったらこうするなと、それは決して後悔ではなくて、えー、今だったらこうするなというようなことがあるんじゃないかなと思って、たぶん若いころの方が実はもっと押さえてたんじゃないかっていうような気がするんですね。つまり、なんであの時にもっと、前に行かなかったんだろうとか、なんであの時、強引に行かなかったんだろうというようなことがあって、それは決して過去を振り返ってあぁすればよかったっていうことではなくて、これからの生き方として、もっと行っちゃっていいな、と、つまり、え、人生も石橋をたたいて渡るようなことをしなくても、人生は一筆書きなので、人生無駄なしと、無駄なところはないんだなと、そんな思いでかきました。今の二人を見ていて、ほんとにいい年の重ね方をしてきて、いい顔になってきたので、え〜さらに、破滅的Passionをもって進んで頂きたいと思います。ぜひ、これからも素敵な音楽、どこか意固地でどこかわがままで、それが多分アーティスト性だと思うので、つっぱったまま、意固地なまま、わがままなまま、音楽を楽しんでいただきたいと思います。秋元康でした。」


こ「はい。ま、秋元さん、ね、本当にもう僕らがまだ、全然、名の売れてなかったころというか、」

つ「いわゆるその、ジャニーズジュニア、関西ジュニアとしてやっていたころ」

こ「で、こう、ほんとに、会釈をするような感じでお会いしてたんですけれど、それが、こうやって、詩を提供して下さったとか、以前からね、KinKiはもう何年か前から詩を書いていただいたりもしたんですが、秋元さんも本当に、もう今の世の中をほんとによく観察なさってるんだなというような印象をうける詩をかいてくださっておりますけど。その秋元さんから歌詞を頂いた曲、破滅的Passionをどうぞ。

♪破滅的Passion
 作詞:秋元康
 作曲:伊秩弘将
 編曲:ha-j


こ「破滅的Passion聴いていただきましたけども。ちょっと切ないね」

つ「切ないですね」

こ「雰囲気のある楽曲です。あの、突然なんですけど、時間的にもう1曲追加できるということなんでね、ま、ラッキーということで。ははは。」

つ「ラッキーでしたね。」

こ「ま、だから何をね、何をかければいいかなとちょっと選ぶのかなり迷ったんですが。」

つ「そうんですよ。ただまぁね、新譜の方がファンのかたも喜んで頂けるかなとかね色々思いながら」

こ「ま、選んだ曲は「僕が生まれた日」という曲なんですけども。これはあの通常版にしか入ってないんですよ。」

つ「はいはいはい。」

こ「エキストラトラックとして。でも、この曲はま、KinKiと言えばそのバラードの中で
KinKi Kidsらしい曲だなというのはたとえばそうですね、青の時代という曲だったり、もう君以外愛せないという曲だったり、あ、KinKi Kidsだな〜、聴くとKinKiKidsだなと思う曲があると思うんですけど、それは、cannaという作家が作ってるわけなんですけど、この曲も、ほんとに、あ〜、KinKi Kidsだな〜と思えるバラードに仕上がってるんじゃないかなと、え〜思いますんで。」

つ「はいはい」

こ「みなさんにも聴いていただきたいと思います。「僕が生まれた日」どうぞ」

♪僕が生まれた日
 作詞:canna
 作曲:Steve Mac / Shusui
 編曲:石塚知生
 コーラスアレンジ:松下誠

♪Family 〜ひとつになること
 作詞:堂本剛
 作曲:堂本光一
 編曲:吉田建
 ストリングスアレンジ:旭純


こ「さ、というわけで、もうお別れの時間になるわけですけども」

つ「あっという間でしたね」

こ「あっという間でしたね」

つ「KinKiFMは」

こ「ま、今こう、流れてる楽曲Familyっていうのは、剛くん作詞で僕が作曲をしたえ、KinKiとしてシングルでも出した曲ですけども、ほんとに、この曲がすごく今メッセージとなって届く楽曲になったなというふうにも思いますけども。どの曲もすばらしいアルバムに仕上がったと思っておりますので、どうか多くの方にこのKアルバム、愛していただけると非常に嬉しく思っております。というわけで、一時間お付き合いありがとうございました。KinKi Kidsでした。」

つ「ありがとうございました。」
2011年11月03日(木) No.42
No. PASS
++HOME++

[Admin] [TOP]
shiromuku(fs6)DIARY version 2.41