tankやshipのようにその場所でしか聴けない極上の音楽。
幸せなことにその追加公演のチケットが我が家に届き、ワクワクしながら剛さんに会いに行ってきました。
追加公演=昼公演。
とは言え会場に入ってしまえばそこは昼とか夜とか関係なく、ミラーボールがくるくる回っている異空間でした。
でも剛さんはやはり違和感があるらしく、MCでもしきりに「昼間から」「12時から(←13時の間違い)」と連呼していて普段とは勝手が違うようです。
ですがそんな剛さんの違いを何も感じることなく、何もかもが最高のライブでした。
CCKからBlue Berryの流れでハイヤーとジャンプでキャーキャーしようと思っていたらBlue Berryの予想以上のロイエーさに圧倒され…。
“僕と恋をしたいかい”“僕と愛をしたいかい”“僕とくちづけしたいかい”“僕と・・・したいかい”とか。
更に“気持ちいいだろう”“腫れてるんだろう”“火照ってるんだろう”とかまるで官能小説のようなフレーズが囁かれて、昼間からいけないことしている気分になりました(笑)
どこでそんな事を覚えてきたの?なんて年上目線で思ったりもするけど、十分すぎる大人ですもん当たり前ですね。
久しぶりの闇喰いWindでは10年前のtankが一瞬で蘇り、振りもほとんど覚えている自分がすごい!
MCでは新曲のお話。
どっかのタイミングで新譜が届くって言ってました。
一度きりの人生、自分の心の中の声を聞いて曲を作っていて、テーマは「自由」「解放」「ピュア」「無垢」だそうです。
自分が普段思っていることを歌に込めて演奏すると有意義。適当な事を言ってると意味を持たないとも言ってました。
骨折した竹内さんを見て作った『Break a bone funk』。
テーマは「破壊は誕生だ」とのこと。
骨折した経緯やらいろいろ弄った上で家族が骨折したら歌作らな!と思ったそうです。
ちなみにこの日はタケちゃんいらっしゃいませんでした。
セッション途中でのつよ散歩はこちらに向かって近づいてきて、目の前を通り過ぎたところで立ち止まってくれました。
身を乗り出せば触れるくらいの至近距離から見つめる剛さんはとっても細くて綺麗で、でもちゃんと生身の人でした。
そんな奇跡の時間の中、たった一つ残念だったのは後ろ姿しか見えなかったこと。
一瞬でも振り返ってほしかったなぁと欲張り花を咲かせてしまった自分はまだまだだなぁ。
2時間半は剛さんのライブにしては短い方ですが、とってもとっても濃い内容で十分堪能できました。
この場所に来れたこと剛さんに会えたことが本当に幸せで、胸いっぱいになりながら会場を後にしました。
雨が降っていましたが空はまだまだ明るくて、昼公演の不思議さがこの時初めて実感できました。
記入者あやめ
2016年02月20日(土)
No.13