ライブもあとTU本になってしまいました。
開演前には、お仲間さんと日比谷公会堂のアーカイブカフェにてTU LPを聴く会を催しました。
急な集まりにもかかわらず沢山の人に来ていただき、LPを聴くことができ、かなり盛り上がった状態でライブへ行きました。
城ホールほどの広さはないのですが、それでもステージ上にはたくさんのミュージシャンの方々が。(あと石が^^)
剛さん、今日もかなりリラックスしてました。ちょっと鼻声だったんだけど歌になると声が出てました。
今日のライブすごく「バンド」を感じました。もちろん剛さんあってのこのグルーヴなんだけど。
天命さんでの女性コーラス5人と剛さんのヴォーカルが良かったです。めちゃめちゃパワフルな5人に、見かけは剛さん食べられそうなんだけど、良いハーモニーだったなぁ。
KenKenと渉くんのツインベース。いろんな曲で競演がありました。パンチの効いたKenKenとまろやか味のある渉くん。天命さん、恋にも愛にも、最後のセッションなど・・ふたりともめちゃめちゃカッコ良かった。剛さんが側に寄っていって観察するほど。(またその様子がカメラに抜かれていて可愛らしかったです。)
スティーブさんとダッチさんの叩き合い(喧嘩じゃないよww)も息がぴったりです。
スティーブさんは今朝こだまで奈良から東京入りしたそう。ということは前日リハとかやらないんですよね。このくらいのクラスになるとぱっと来てあの音が鳴らせるのかって思います。
剛さんも言ってたけど最後のセッションもとても素敵なリフでした。次のアルバムに入れたいということでした。
そうそう平安神宮9月13日の公演がとても良かったそうです。とんでもないテイクが取れたと。今年の平安さんは形に残りそうです。
国際フォーラムでやるということで、自分はジョージ・クリントンが来た時や吉田拓郎さんのライブを見に行ったことがあるとその時の様子を話してくれました。
ジョージ・クリントンの時は客席で立ち上がってNHKのカメラで下から上までパンされたと。そこアップで放送されたらさすがにまずいでしょうと事務所からNHKにお願いしてもらったそうです。拓郎さんの時は客席から「拓郎!」と声がけしたと。先輩にそんなことできるのもこんな機会しかないですからと言ってました。
昨日は報道陣がたくさん入っていたからそんなTV的なお話もしたのかなと思いました。
ラジオでは去年の国際フォーラムはケンシロウくんが大手術を乗り越えた大変な時だったと思い出話をしてくれましたよね。だから今日のHeart Discは心に沁みました。
KenKenは21から30までライブサポートをしてるという話になって、兄弟、(スティーブ、レナード兄弟)や夫婦(名越、平岡恵子夫婦)とのライブはしたのでいつかは金子Family(金子マリさん、金子ノブアキさん)とライブしたいと言ってました。
スティーブさんが奈良みやげとして東大寺さんになっていた栗を持ってきてくれたそうでステージのプロンプター上にたくさんの栗が1列に並んでいました。栗の間にクリスタルがある感じで「栗栗栗栗クリスタル栗栗・・」と剛さん満足気でした。
どこかで「とても自由に今日まで生き延びてきた」って剛さん言ってたけどここまで全然自由じゃなかったと思う。そして今だって自由じゃない。それをさらっと「とても自由に・・」って言えるなんて(涙)
「バラードは嫌いじゃないけど、ファンクのグルーヴ感は今の日本に必要」だとも言ってました。ライブが終わって「あーめっちゃ楽しかったぁ」って思えるのはファンクだからなんでしょうね。私は剛さんのバラードが大好きだけどバランスが取れていていいのではって思います。楽しくて弾けて踊れて感動して泣けるって最高じゃない?
来年2月に東京でライブ会場を確保したと告知がありました。来年は早くから活動してくれるんですね。チケットが大変かもだけど楽しみです。
今日はSWING-Oさんがいなかったので剛さんの延々と続くMCを止める役がいないなぁと思っていたら渉くんが「剛くーん、そろそろやろうよ」と。ダッチさんもところどころ突っ込んでくれてたなww剛さん、ダッチさんのこと「優しさの防波堤」と言ってました。
「僕ら仲良くなりすぎた」って剛さん言ってたけど剛さんの仲間たちとの楽しそうな一コマを見せてもらった、そういう感じです。
アンコールのMCでは石の話も少ししてくれました。
石も古代魚も昔から変わらない。そこが魅力だと。そういえば、剛さん本格的なソロ活動エンドリケリから始めたのでしたね。
「僕一人が言ったところではじまらないけどそこを始めることが大事」って言ってました。これは自分の音楽活動ではなく、今の世の中に対して言ってるのだと思いました。
いまあなたと生きてるの説明で、「自分は孤独な人を抱きしめてあげることはできるけどそこから一歩進むのは自分自身で」と言ってました。剛さんはいつも、支えて、寄り添ってその人が自分の力で立ってあるけるようそっと見守ってるんだと思います。
FUNKがしたいんだの最後にたくさんのテープが会場に舞い降りるのですが、そのテープのことを「ほっそい紐、ほっそい紐」って言ってました。「平和に繋がるほっそい紐だから喧嘩しないで分けて」と。(ただ「ほっそい紐」と連呼したかっただけという説あり)
「これだけいるとFUNKするのが楽しい」と。今日のメンバーは剛さん入れて17人。
これだけの人数の音をまとめるのって大変なんだと思う。でも剛さんはそれ、まとめようとは思ってないと感じました。それぞれが個性を主張しつつの集合体。それこそがファンクバンドなんだろうなと思います。
最後は剛さんがメンバー紹介をするべきところを剛さんの発案で自分で挙手して自己紹介しようということになり、メンバーさんが次々に挙手して「○○から来ました、△△です。××やってます。」みたいな感じで自己紹介を。これがかなり面白かったです。こうやってあたりまえのことをそうじゃなくするってことなかなか思いつかないしできないですよね。
最後の「ありがTU」の挨拶が終わったあとステージが暗転してみんながはけてゆくのですが、剛さんは「会場にいたいのに重力に引っ張られる・・・」と言っていなくなりました。(いや、地上の物はみんな重力に引っ張られてますからww)
すっごくMCが長かったはずのにとても楽しくてあっという間に終わってしまいました。泣いても笑っても今年のソロライブはあと1本。素敵な夜になりますように。
記入者こさかママ
2015年10月08日(木)
No.120