後方だったのですが真ん中のお席だったので屋根に映るマッピングや照明がとてもよく見えました。
1曲目の瞬きから剛さんの歌声はほんとに夜空によく伸びて境内に響き渡りました。全身全霊を込めて歌い上げていました。
瞬きの最後、白いレーザーがいくつも真っ直ぐ天に向かって伸びるのですが、ちょうどその先に星が見え、その星を指しているようでそこをみんなで目指していくようでとても感動しました。
私は1曲目から感極まって泣いてしまいました。隣のお友達がそっと手を握ってくれまた涙。今日の瞬きの歌に込められたエネルギーが半端なかった気がしました。
Love is the keyでははシャボン玉が、風に乗ってかなり後ろの方まで飛んできました。シャボン玉にレーザーが当たって虹色に輝き、輝いては消え輝いては消えてゆく美しい光景でした。
PINK
途中神様に向かって歌っていました。最後は剛さんの背後から客席の後ろの方にレーザーが円錐状に放出されその輪の中に剛さんが浮かびあがる演出でとても美しかったです。まさに後光がさしている感じでした。
MC
剛さんは平安神宮ライブがとても待ち遠しかったそうです。
今年は痛みというテーマにしたので、自分の人生の苦しい思い出を呼び起こす曲を選んだということでした。
皆と同じ時間を過ごせることは何よりも美しいと思っていると言っていました。剛さんはいろいろなお仕事をしていますが、ファンの前で信頼できる仲間と音を奏でている時間を過ごすことが何よりも大好きで何よりも大切なんだろうなと思いました。
欲を持ってはいけないけどまた奉納演奏したいということでした。
そして「この場に来れないファンにも届くようにそしと神様にも届くようにと演奏した。」ということでした。剛さんはいつも参加できないファンの人のことを考えて歌ってくれています。目に見えないものを信じてるからこそなのでしょうね。
「手を合わせるとか信じるということは無意味ではない」
「これから生まれる命や未来が輝かしいものとなるために信じ、願うことが大切。あきらめてはいけない。みんなで祈り優しい気持ちで真っ直ぐに願っていこう。またここで愛を与え合うことがかなうように願いたい。」とお話ししていました。
「辛いとき、苦しいときは今日のこの景色を思い出してください。」とも言ってました。大切に自分の引き出しにしまっておきたい、そしてまたそっと取り出して感じたい。そんな時間でした。
平安神宮ライブは天候のリスクがあるし、横長のフラットの客席は決して見やすいとはいえません。時間も1時間半なのでとても短いです。
でも遠くても大荷物しょっていっても私はこの平安神宮の野外ライブが大好きです。
レーザーやプロジェクションマッピング、スモークやたくさんの松明に加え、星空(ある時は雨)、虫の音、肌をなでる風など自然の演出は箱の中では感じることができません。
そして何よりも開放的でさえぎることなくどこまでも伸びてゆく剛さんの歌声。神社という場所故の荘厳な雰囲気は平安神宮ならではと思います。
来年もまたこの場所でライブが行われますようにとそっと手を合わせました。
記入者こさかママ
2015年09月13日(日)
No.89