2016年KinKiコンレポ

名古屋1日目(10/4)
<名古屋とKinKi Kids>

剛さん光一さんとも最近ソロでは何度か訪れてくれている名古屋。
でも二人そろって「KinKi Kids」として来てくれるのは2008年の「KinKi youコン」以来、8年ぶりです。

どうやら「名古屋は乗せるのが難しい」と昔から苦手意識があったようで。
だからなのか、タイムミング的にたまたまそうだったのか、蒸し暑い気候がそうさせたのか、2000年の夏、初めて剛さんがステージ上で体調を崩してしまったのが名古屋でした。

2000年の夏と言えば『Summer Snow』の夏生くんがお茶の間で大人気だった真っ最中です。
私はその日の昼の部がキンキコン初参加。
ちゃんと歌ってたし、踊ってたし、何より剛さんの自作曲聴きたくて参加したので初聴きした生『歩き出した夏』と『Purity』がグイーーーーンと胸に響いて響いて・・・。「やっぱりこの子は本物だーー!」と感動していたのですが、以前から行っている子たちには「剛くん、あんまりしゃべらなかったね」「元気無かったけど、どうしたんだろ・・・」と感じられたようです。
そしてその日の夜公演で、立てなくなって途中出てこれなくなっちゃったんですよね。
(つい最近、その時ステージ衣装のまま病院に運ばれた話を地元ツヨ友さんから聞いて泣きそうになったんですが。)

その後2004年のアニバコンまで「名古屋ドーム」も来てくれてたのですが、「どうも名古屋は調子悪いようだ」説により、ほかの地域の方たちが名古屋を敬遠するようになったりして名古屋ドームが埋まらなくなって翌年からのドームは無くなってしまいました><。。。
でもまだ地理的に大阪には日帰りで行けるし、東京もちょっと頑張れば行って来れる距離なので恵まれているんですけどね☆

確かに名古屋の方(&岐阜も)は職人肌的なところがあって、ちょっと人見知りだったりするな〜と。
で、自分アピールが苦手だな〜と、もともと九州人の私も感じたりします。
でも一度心が通うと、とても愛情深くてサービス精神も旺盛で・・・って、実はキンキさんとよく似てません??^^

そんなこんなで、ケリーで名古屋のZepに来てくれた時もみんな必至で盛り上げたし(その時「名古屋最高〜♪」のお言葉いただきました^^v)、一昨年のShamaライブで久しぶりに名古屋に来たときにはバンメンさん含め後々の雑誌対談で「名古屋2日目のグルーヴが最高に良かった!」とまで言ってもらえて、多少「盛り上げるの、任せて!!」の自信も出てきたところでした。

武道館ライブで光一さんが「アンコールがあるの当たり前だと思ってない?」と言ったというツイからいろいろな情報が飛び交っていましたが、8年ぶりにKinKi Kidsとして訪れてくれる名古屋。「よっしゃ!キンキコール頑張る!!」と思った人も多かったでしょう。(←もちろん私も☆)



席はアリーナB1。(ガイシホールのアリーナ席は縦長で、たしかDまであったと思います。)
ドームなら間違いなく外周の花道(orトロッコ)のすぐ横!・・・ですが残念ながら外周の花道もトロッコが通りそうなレールもありません^^;
それでもステージ端のちょっとした出っ張り部分からは10mちょっとくらい?・・・かなりワクワクします。

私と友人も開演時間少し前からキンキコール頑張って、会場全体からも二人を待ちわびる温かいキンキコールが沸き上がりました☆
しばらく続いて暗転。「きゃ〜〜〜〜〜!!!」期待に胸を膨らませてみんな立ち上がります。

ステージ前に卸されていたごく薄い幕がスクリーンになっていて音楽とともに流れる映像。
今年のペンライトはボタンを押して切り替えない限り、"赤"か"青"どちらかしか点灯(点滅)しない作り。
もちろんそれぞれ自坦の色を煌めかせて曲に乗ります♪(2本買ってる人もいました)
それでも赤と青、一番高い立ち見席までうまい具合にバランスとれて散りばめられていてとてもいい感じです^^

スクリーンが上がってひときわ大きくなる歓声の中、ステージに登場した二人・・・お、思ったより近い!大きい!!そしてカッコイイ!!!(←当たり前)
どうやらドームコンに慣れてしまっていたので「アリーナ席からでもこのくらい」と想像していた二人の姿よりも大きくて、あらためて「アリーナツアー」を実感したのでした☆


1『Kissから始まるミステリー』
2『愛されるより愛したい』
3『情熱』
4『僕の背中には羽根がある』
5『愛のかたまり』

初っ端から怒涛のキンキ大人気ナンバーが炸裂。会場の熱気も一気に上がります↑↑
『キスミス』の「君が欲しい〜」の指さしに「FuFu〜〜♪」みんなのペンライトもリズムに合わせてめいっぱい揺れます!
そして私はフリにはないんだけど「胸のナイフを静かに抜いてくれ」の剛さんの軽くステップ踏みながら胸からナイフを抜く仕草がたまらなく好きなのです(≧▽≦)♪
『愛愛』のフリも思わず一緒に手が動いちゃいますよ♪
帽子をかぶった剛さんと光一さんがフリ的に重なるような瞬間・・・美しかった〜。
個人的には『情熱』のオリジナルの振付が大好きで、あの片手を上に挙げて腰ごと左右にステップするフリを生で見れて大興奮しました(*^o^*)〜♪

どの曲の時だったか覚えてないのですが(><)、まずは光一さんがこちらのステージはしのリフターまでやってきました!
近い近い近い近い!!!(一番近かったのはステージ真横のスタンド前方席、ほんと目の前)
やっぱり光一さんの顔は「美しい」の一言に尽きますね!

そのあと入れ替わりで剛さんが来てくれた時には(これも曲覚えてないです^^;)「きゃ〜〜〜!」「つよしくーん!!」(←ペンラぶんぶん振り回す)
はい。曲聴くどころじゃ無かったです<(u u)>
お隣の方も「光一カッコイイ!!」「剛カッコイイ!!」(←興奮状態)しか言ってませんでした。
剛さん、武道館レポでは「スカートはいた女子」的なツイが多かったですが、私のななめ左前にいる剛さんはひたすら「男前!」
それでいておだやかな顔であちこちにお手振りしてくれました〜〜〜?


6『モノクロームドリーム』
7『naked mind』
8『summer』
9『雨音のボレロ』
10『陽炎』

前半の後半は「N album」ナンバーです♪
『モノクロームドリーム』〜『summer』のブラスの効いたテンポよいサウンドはCDだと軽く感じたのですが、やっぱり生ブラスでガンガンくると立体感が増して聴き応え抜群です!
生音で聴いてあらためて「N albumいいわぁー!」って思いました☆
POPなサウンドに自然に乗った剛さんの動きがいちいち心地よくて、リズム感フェチの私は「く〜〜〜〜っ!!」ってなってました〜♪♪♪

そして『雨音のボレロ』の二人の高音ロングトーン、『陽炎』の重なり交差しながら一つの世界を作る二人の声は、"さらに進化したKinKi Kids"でした。
特に『陽炎』の二人の姿を照らす赤いライトと青いライトが交じり合って紫になる演出はゾクッとするほど素晴らしかったです。


ステージは中央に階段。左右(上段)にバンドメンバーさん、さらにその左右に下から天井近くまで縦長の湾曲した電飾スクリーンがあって、そこに青い電飾が上下に走り、雨になったり波になったりしずくになったり、赤い電飾が炎のようになったり、時にPOPな色彩が踊って雰囲気を作り上げていました。
そしてその外側左右スクリーンに二人の姿が映し出されます。
が、幸い前の背の高い男性と重なって見えなかったとき以外はほぼ肉眼で拝ませていただきました<(u u)>


<MC>

光一さんに「どうした、名古屋?」と言われました(^o^)/
剛さんにも「うん、すごくいいグルーヴで盛り上がるね。」とp(^o^)q
「わ〜〜〜!」みんな嬉しくて拍手!

剛「名古屋は誰に聞いても"狙っていくとスベル"って言うから、もう何にも考えずにしゃべってる。そうすると思わぬところでドカンと来たりする」そうで。
この日も思いつきでお話がいろいろ展開されました♪(順番はうるおぼえ、会話もニュアンスです。ご了承ください。)


剛「さっき向こうの席のおばあちゃんがブンブン手ぇ振ってて"大丈夫かな、落ちひんかな"って思うくらい。」
(どうやら後日見たツイによると車いす席のおばあさんが一生懸命剛さんに手を振っていて剛さんもうれしそうに振り返していたそうです)
客(ケツ見席)「剛くん、こっち向いて―!」
剛(そっけなく)「あ、向かないです。向きたくなったら向きます。」
光「いいねいいね、剛くんも俺のが移って来たね!」(←嬉しそう)
剛「はい。これ覚えると楽なことがわかったんです。人に気ぃ使いすぎるとぶれて疲れるんで」
光「でしょ?」(ニコニコ)

光「今日立ち見の方もいらっしゃるようで」
客(立見席)「はーーい!!」(ペンラを振って答える)
光「あ、あんなところに。ありがとうございます。どの席も一律料金でやらせていただいてます。」
剛「でもさ、すごく前の席なのに双眼鏡で見てる人いるよね。あれ、何なん?」
光「せっかくだから肉眼で見た方がいいのにね。俺そういう人を見つけるとわざと大きく動くの。」(だそうですよ^^;)
剛「わざわざ小さいレンズを通して見る・・・というね。俺らブルーレイか!あ、もしかしたらビデオかな?」(←おいおい!)
そこから剛さんの妄想が炸裂します。
剛「スタンドからやと望遠鏡で見てたりしてね。(望遠鏡覗いて焦点合わせるフリ)そのうち顕微鏡で見たりして!」
光「あ!これが剛君の細胞!!とか言って?」
光一さんもすぐに剛さんの妄想に付き合っちゃうんですよね〜^^(←平和)

こんなやりとりに観客も「わははは!!」と大喜び。
反応の良さに
光「もしかして関西の人混じってる?」
剛「反応いいですねぇ。」
たしかに。関西からも参加されてた方、いらっしゃると思いますよ。
でも名古屋人も笑ってましたよ〜^^♪


武道館に見に来た後輩君たちのお話。
光「先日武道館でやらせていただいたときには後輩君たちも何人か見に来てくれて。誰だっけ。千賀くん?」
剛「楽屋にあいさつに来てくれたけど、名前分からんくて"あ、テレビで見たことある子や"と思て。」
客席から「二階堂くんだよ!」「二階堂くん・・・」
光「君らの方が知っとるやんけ。」
剛「すごいですねぇ。とにかく"僕らから学ぶこと何も無いよ!"言っときましたけど。」
光「あと、中島健人くんと佐藤くんね。アノ子ら凄いよね!」
剛「あ、セクシーくんとゾーンくんね。」
光「そんなん言うたら俺らキンキくんとキッズくんになるやん。」
剛「まぁ僕が"キッズ"でしょうねぇ〜。」
光「えーーー!!俺も"キッズ"がい〜い!!」(←駄々っ子光ちゃん、めっちゃかわ!)
剛「じゃ、"キッズ・キッズ"ですね☆」(どこまでも相手を否定しないキンキさん。)

ここからかな。
この日は二人とも会話が"キッズ・キッズ"でとにかくやんちゃで可愛い二人でした☆(←トーク時、セッション時限定)

光「ところで後輩くんたちから俺らどんな風に見られてるんやろうな。」
剛「どうなんでしょうねぇ。」
光「君らからはどう見えてるの?」
客「カッコイイ!」「カッコイイ!!」「カッコイイ!!!」
光「そんなん、分かってるわ!馬鹿野郎!」(←照れ隠し?)
剛「はい。"ばかやろう"いただきました〜。」(笑)

光「なんか何でもありになってきた〜〜〜!(ニコニコ)」(←嬉しいお言葉。)
剛「じゃぁ、今日は攻めていきましょうか。」
光「それ自分で攻めろよ。」
剛「?」
光「俺に攻めさせるなよ。」
剛「!」(←思い出した様子)
 「じゃ、名古屋をテーマに、ラップをどうぞ〜」
攻めさせるなと言ってたわりにすんなり始める光一さん。
光「よぉ〜。よぉ〜。」(これかぁーーー!!)
光「去年はよぉ〜、名古屋で"熱中症"になっちまったぜ〜ぃ♪今年は"ねぇ、チュウしよう"ぜ〜ぃ♪」(おー!なかなかの出来!?)
剛「"宇宙しようぜ"っていいですね〜。」
光「ちがう、"チュウしようぜ"って言ったの!」(なんと!光一さんのお口から"チュウしようぜ"のお言葉いただきましたよ!!!)
客「きゃぁ〜!」
剛「・・・なんか上手くなってきたなぁ。これ以上上手くならんといて!」
ということで"ラップ下手な光一さん"キャラ封印?

でもすぐに光一さんの一言一言に"ラップ調で相槌を入れる剛"キャラ登場。
(話の内容覚えてません^^;)
光「というわけで・・・・」
剛「アハン?」
光「○○××・・・」
剛「Yeah〜」
光「△△◎◎・・・」
剛「uhumm〜♪」
光「しゃべりにくいわ!!」
剛「ラップ調で相槌うってみたら気持ちよくてやめれんくなっちゃった☆」「光一もやってみ?」
 「・・・ということでね、○○××・・・・△△◎◎××・・・〜〜・・・」(延々・・・)
光「・・・」「・・・」
 「入れるとこないやん!!」(爆笑!!)
剛「"ラップで相槌打ちたいけど入れない"キャラできました〜」

そして「久しぶりの武道館と言えば・・・」の話に。
「初めての武道館の時のビデオをあらためて見た」光一さん。
トークがさんざんだったと。
光「"100年たっても200年たっても忘れません!"とか言ってて、そのあとジャニーさんに"YOUそんなに覚えてるはずないでしょ!"と言われた」と。
剛「そりゃそうですね。"100年たったらいくつになってんねん!"って話ですよね。」
光「みなさんも杖とかアテントのお世話になりながらね。」
剛「僕らどっちかがパネルになってたりしてね。」・・・どこまで妄想広がるのーーー!!!(笑)

ここで二人アコースティックギターを抱えます。
光「これも吉井さんが書いてくださった曲で・・・」
剛「『ホテル』です。」
光「ねぇ『ホテル』って、どんな歌なの?」
おもむろにギターをつま弾いて・・・

剛「今年〜も〜まーた〜やーって来ーまし〜た〜♪
  "玉姫殿"に〜やーって来〜たよ〜〜〜♪」
光「ホテルちゃうやん!」
剛「ここは結婚式場だーった〜〜〜『ホーテル』じゃなか〜った〜♪」

これがとても雰囲気のある美声でしっとりしたギターによくマッチした弾き語りで・・・。
「無駄に素晴らしい弾き語り聴かせていただいて、あざーーーーす!!」と思いました(*^o^*)♪

光「ちょっと待って。出だし俺やから。そんなん歌われたら歌い出しにくいやん!」
剛「大丈夫。直前までふざけてても曲が始まったら"なんかありましたっけ?"って出来るのが僕らですから。」

11『ホタル』

光一さんの出だしもばっちりで、とても素敵な『ホタル』でした♪
"バリバリ踊りながらカッコよく"も"アコースティックギター弾きながらしっとりと"も完璧にこなすKinKi Kids。
アリーナのシンプルな演出だからこそ、二人の力量をあらためて感じます。
でもまだまだこんなものじゃなかった!!

歌い終えて光一さんのイヤモニに異変が。
右のイヤモニの調子が悪くなったらしく、
光「あかん。右のイヤモニ壊れた。」
剛「大丈夫か?左右入れ替えて確認してみ」(後日、剛さんが光一さんの耳を心配していてキュンと来たというツイも見かけました)
光「やっぱあかん。ま、取り替えてくるけど。」
剛「うん、ちゃんと取り替えてもらってこな!」

光「でもそれよりジミに大変だったのが、マイクがすこーしずつ右に傾いていって、俺マイクに合わせて顔傾けて歌ってた。誰も気づいてないと思うけど。」
剛「なに?それ!めっちゃおもろいな!!」(剛さん大うけ☆)
光「おもろいやろ?これ、おもろいんで気にして固定とかしなくていいですからね!(スタッフさんに)」
でも翌日はガッチガチに固定されていたそうです^^

光「じゃ、俺着替えてくるけどその間剛くんしゃべっといて。すぐ呼ばんといてや!」

ステージ上には剛さんのみ。

剛「ホントに最初の武道館の時にはしゃべれなくて。多少"そんぐらいしゃべれるやろ"思うてたんですけど、頭真っ白になってぜんっぜんしゃべれませんでしたねー!すぐ「光一〜!」って呼んじゃった。」
 「これはイカンと思ってそれからお笑いのビデオを友達やお姉ちゃんに送ってもらってめっちゃ勉強したんですけど。」
そこから久しぶりにお父様の話が・・・☆
剛「そう思うとおとん大したもんやったな・・・思いますね。」
・・・とザーザーぶりの卒業式でのあいさつのお話。
剛「みんなザワザワしてる中、最後まで話してましたからね〜。」
お父様のことをこんな風に言うのは初めて聞いたのでちょっと嬉しかったです^^

そこに赤いジャケットをまとった光一さん登場。
光「剛くん、もういいよ。」
剛「・・・・。」(光一さんをじっと見る。)
光「何?」
剛「そのレーズンいつ食べるんかな〜?思ってたらヘッドセットか!」
この日は思いつきで話そうと思ってたから・・・と剛さんの弁でした(笑)

<光一さんソロ>
12『Danger Zone』
13『Interaction』
14『Slave Maker』

光一さんのソロライブは友人に借りたDVDでしか見たことが無かったのですが、やはりメリハリの効いたダンスとそれを彩る照明を生で体験するとすごい迫力でした!
光一さんの端正な容姿を存分に活かした怒涛の「美しくカッコイイ!」ステージ。「見せて魅せるステージ」です。
会場中のペンライトもほとんど赤に変わっています。もちろん私も変えましたよ^^
3曲だけでもかなり体力を要すると思います。
個人的には低音バスドラの効いた『Slave Maker』が曲的に一番好みでした♪
その曲でエレキギター抱えた剛さんが登場〜☆
身体を寄せ合いながらの「ソロ仕様」での共演!素敵でした〜〜〜(≧▽≦)♪♪♪

<剛さんソロ>
15『街』
16『セッション』
17『たよりにしてまっせ』
18『買い物ブギ』

からのピアノのみのイントロが響き渡り、会場中のペンライトも青に。。。
「情熱」から「静寂」に一瞬で空気が変わります。
ひとしきりピアノの旋律が流れ、剛さんが歌いだしたのは『街』。
ギターを持たずにマイクを握りしめ、全身全霊、言葉に思いを込めて丁寧に歌い上げます。
KinKi Kids名義ではなく、はじめて「堂本剛」として世に放った曲です。その頃は何かと闘うような、絞り出すような歌声でした。ソロライブでも何度となく歌われ、その都度色を変えてきた『街』が、この日は懐深い包容力のある『街』となって私の心に温かく響いてきました。みんなのペンライトも静かに胸の前に収まっています。そしてラスト、半端ない声量のロングトーンが柔らかいリバーブをまとって天井に響き渡ると、みんなその最後の余韻が消えるまで息を殺して聴き入り、感嘆のため息とともに温かい拍手がわき起こりました。。。
間違いなくこの日のハイライトシーンの一つだったと思います。

と、次に剛さんが手にしたのは黒いベース!!
きゃ〜!ベース剛さんまで拝めちゃうの???大好き大好きーーー☆
がらりと変わって、ブラスの効いたアッパーなFUNKサウンドに合わせて剛さんのスラップ交えたバリバリのベースがカッコよく鳴り響きます♪この時の剛さんは"雄"です!(私、大興奮!!)
そしてひとしきりベースをかました後、全員でのキメフレーズを挟みながらバンメンさんにソロを振って回していく『セッション』タイム〜♪
まずは堂島孝平さんのブルースハープ!ベース剛さんと向き合いながらバトルするように繰り出すフレーズがめっちゃ渋カッコよかったー☆リズム感もばっちりだし、やっぱりメロディーメーカーのソロはメロディアスなんですよね〜♪
『街』ではしっとりとした伴奏を聴かせてくれたキーボードの方も、今度はリズムに乗ってFUNKYなフレーズを繰り出します♪
まだセッションに慣れてなさそうな人のところには寄り添って「いいよいいよ〜♪」と笑顔を向けるセッションリーダー剛さん!
ストリングスの女性たちもFUNKYに決めます☆(←新鮮!)
とにかくみんな一生懸命本気アピールしてみせてくれて、たーのし〜〜い♪
特筆すべきはギターの外園さん!!なんと!ギターを頭の後ろに回して"背面ギター"を披露〜!しかもとてもいいフレーズをキュインキュイン繰り出してくるものだから、思わず「すごーーーーい!!」と叫んじゃいました〜^^♪
その後もバンドメンバーさんが「楽しい!!」「刺激的な現場!」と毎日のようにツイートされていて、ほんとにどんどん楽しくなっていく様子が伝わってきてうれしいですね^^♪
ここはどんどん進化していく場面だと思います。最終日はいったいどうなってるんだろ〜〜〜!

剛さんがギターに持ち変えると、グッとテンポを落とした大人サウンドに・・・♪
この『たよりにしてまっせ』は腰を振りながらメロディーを変えて「ほんまにたよりにしてまっせ〜」となんとも色っぽいのですが、そのあとふと聞こえた「あほかいな。。。」が究極エロくて死にました・・・☆
からの『買い物ブギ』で「オッサンオッサン・・・」のコール&レスポンス♪
ここでピンクのPボーン持った光一さん登場〜!!
剛「オッサンオッサン」
光「スーーー。」
剛「オッサンオッサン」
光「。。。プッ♪」
剛「オッサンオッサン」
光「プ〜〜〜♪」
剛「オッサンオッサンオッサンオッサン・・・」
光「・・・><」
剛「オッサンオッサンオッサンオッサン・・・」
光「・・・><」
入ろうとして入るタイミングつかめなくて「あぁ〜〜〜」と残念な顔をする光一さん!(笑)
何度か繰り返すうちにPボーンの取っ手がはずれてワタワタしながらそのまま捌けていきました〜。

今度はみんなとコール&レスポンスです♪
剛「オッサンオッサンオッサンオッサン」
客「オッサンオッサンオッサンオッサン」
剛「オッサンだけだと不公平だからオッサンオッサンオバハンオバハン」
客「オッサンオッサンオバハンオバハン」
剛「ジイチャンバアチャンオッサンオバハン」
客「ジイチャンバアチャンオッサンオバハン」
剛「堂本オッサンちゃう、堂島オッサン」
堂・客「堂本オッサンちゃう、堂島オッサン」
剛「堂島オッサン、堂本オッサンちゃう」
堂・客「堂島オッサン、堂本オッサンちゃう」・・・
堂「ねぇねぇ、時間をかけて傷つけるの、やめてくれる?」(笑)

剛「ジャニさんいつも紙袋」
客「ジャニさんいつも紙袋」
剛「社長〜なのに、紙袋」
客「社長〜なのに、紙袋」・・・

剛さん、めっちゃ心地よさそうな顔で次々と言葉を繰り出します。
「あれ?これ、相当気持ちいいんじゃない?終わらないんじゃない?」
って思ってたら、光一さん登場!
光「長いわ!!」一言叫んで退場・・・。
剛「あ、行ってもうた^^;」

・・・と言うことで、サウンドを切り替えてテンポアップ!!今度はジャンピングタ〜イム☆
ブルべりのジャンプ部分だけを切り取ったようなサウンドで剛さんおもむろに指を5本立てて手を上げます!
「5回だ!」「5回!!」
私たち(4人)は勝手が分かってるので、タイミング合わせてジャンプ☆↑↑↑↑↑
「また5回だ!」ジャンプ☆↑↑↑↑↑
「あ、2回!」ジャンプ☆↑↑
・・・・これ、結構長かったですよ。ソロ時よりちょっと短め・・・くらい。
分かってる人はジャンプしてますが、分からない人は「ポカーーーン?」でしたねー^^;
ジャンプするタイミングも難しいですからね〜。(フェスなんかでやったら、絶対みんな燃えて集中して挑戦するレベル!)
でも翌日からは「僕の指見てね!」とか説明もあったようなので、だんだんジャンプする人が増えて行くといいですね☆
というわけで、剛さんのソロは「聴かせて乗せるステージ」♪

キンキコンで久しぶりに復活したソロコーナーは、お互いそれぞれの技に磨きをかけて素晴らしいパフォーマンスとなって帰ってきたのでした(≧▽≦)〜♪
もう感動以外の何物でもありません・・・。
あとからこれがジャニーさんの提案だったと知り、「やっぱりジャニーさんって天才!」と思いました☆


19『薔薇と太陽』
20『UnlockBaby』
21『Plugin Love』
23『Fall Dance』

そんなソロの世界を存分に堪能したあとの『薔薇と太陽』は、"今の二人"を体現するのに最もふさわしい楽曲&パフォーマンスなんだ・・・とひしひしと感じて「納得。」でした。
MVやTVで披露された世界が目の前で繰り広げられます。
SMAP兄さんのことなど考えだすといろんな思いの方がいらっしゃるでしょうが、私は「今のこのKinKi Kidsのパフォーマンス」は全国津々浦々のお茶の間に是非とも届いて欲しい・・・と願ってしまいます。
お茶の間だけでなく、音楽界にも、衝撃を与える1曲だと思うのです。
「紅白」での素晴らしいパフォーマンスは必ず年明けのチャートに反映されますし、いつも「みんなちゃんと見てるんだな〜」って感じます。

そして剛さんと光一さん、上下入れ替わっての『UnlockBaby』〜『Plugin Love』ではまたダンシングダンシングなKinKi Kids☆
どちらかというと光一さんテイストの楽曲♪大人なキンキさんの大人なダンスが繰り広げられ、とても魅力的でした!
『Fall Dance』は「糸」や「ひらひら」の言葉がなんとなく剛さんの世界観に近い気がしますね♪
新曲もバランスよく二人の世界観を取り入れているんだと感じました^^


24『スワンソング』
25『雨のメロディー』
26『涙、ひとひら』
27『カナシミブルー』
28『Misty』
29『Time』
30『やめないでPure』
31『Anniversary』
32『ジェットコースター・ロマンス』
33『硝子の少年』

本編ラストは怒涛のキンキ人気ソングメドレー〜♪♪♪
要所要所のサビフレーズを含めつつ、たたみ掛ける様に大好きな曲が流れて、いやおうなしに会場中が大盛り上がりに盛り上がります!!
『カナシミブルー』〜『Misty』は堂島さん作品メドレーですねっ☆
ここに『Time』が入ってきたのは意外というか、とても新鮮でした。20年の年月・・・ということかな?
その時うす幕が下りて、多分正面から見れば剛さんと光一さんの部分だけ開いてたのですが、横からだとうす幕越しに二人を見る感じです^^;・・・でもそれもライブの醍醐味♪
そして乙コンで伝説の曲となった『やめないでPure』では、いつもの特効!!「パーーーーーん!!!」
いや、これ、アリーナ会場だとかなりな衝撃!!
みんな「きゃ〜〜〜!!」ってビックリ☆
いつものようでいつもと違う雰囲気を感じるのは、やっぱりドームとアリーナの違いなんですね!
『Anniversary』では光一さんが、『ジェットコースター・ロマンス』で剛さんが、またまたあの近いリフターに乗って目の前でした(*^o^*)♪
剛さんはペンラ持ってなかったけど、剛さんに見えるように思い切り『ジェロマ』のペンラ、頑張って振っちゃいましたよ(^o^)/~°
これ、ドームライブの時に「ペンラフリ解説図付き」でCD売ったらすぐに「ジェロマミリオン大作戦」達成できると思いませんか?

『硝子の少年』前。
光「えー、みなさん、本日はどうもありがとうございました。今日はほんとにとても楽しかったです!!」
客「わ〜〜〜〜〜!!パチパチパチ・・・☆」
剛「ほんとにありがとうございました!またみなさんとこうしてお会いできることを願っています。」
客「わ〜〜〜〜〜!!ありがと〜〜〜〜!!」

光一さんが「楽しかった」って!!
剛さんが「また会いたい」って!!!
あんなに苦手だった名古屋。二人とも「楽しい」と言ってくれたことが嬉しくて・・・(T-T)。。。

光・剛「We are KinKi Kids!!」
ここでイントロに合わせて、銀テープが「パーーーーーン!!」
客「わ〜〜〜!!」
すみません!やっぱり手が届きそうな場所にいると、銀テに目と手がいっちゃいます^^;
2〜3本、私の上にも飛んできましたが、それは前の背の高い男性と後ろの女性の手に・・・。
結局1本も取れずじまいでしたが、友人が横の通路に落ちていたのを拾って2本分けてくれました☆「ありがと〜〜〜!」
すぐにペンラを振って『硝子の少年』を盛り上げます♪
光「ばいばーい!」
剛「ありがとー!!」
客「ありがとーーーー!!」「ばいばーい!!」

二人が捌けた後、すぐにコールが始まりました。
「キンキ!」パンパン!!「キンキ!」パンパン!!・・・

始まるときよりもさらに大きなコールです。
立ってる人も、座ってる人も、みんな手拍子!
私と友人も「キンキ!」コールがんばりましたー☆

<アンコール>

ほどなく現れた二人は、グッズTシャツにスリムな黒パンツ。すっきりした印象です。
本編ではずっとハットやベレー帽をかぶっていた剛さん、ここでは帽子を取って前髪をかき上げた状態で、超男前!!

34『道は手ずから夢の花』

シンガーソングライターの安藤裕子さんに書いてもらって・・・と新曲のお話。
剛「やっぱり吉井さんの曲もそうやけど、シンガーソングライターさんの書く曲って独特のパワーがあるよね。」
光「これも難しい歌で、何回もアレンジしなおしてもらってね。」
剛「"道はまっすぐ行って右にまがってすぐそこ"です。聴いてください。」
光「何言ってんの?」
剛「え?違いましたっけ?」
光「では"道はまっすぐ行ってすぐ左"です。聴いてください。」
やっぱり乗っかっちゃう光一さん〜〜〜〜^^;

でも歌い始めると「なにかありましたっけ?」な顔ですぐ歌の世界に入れちゃうの、ホントすごい!
ラジオで1コーラス聴いたかぎりでは『ホタル』に近いような、しっとりしたバラード・・・の印象でしたが、後半の二人の織りなすハーモニーと重厚なストリングス(だった記憶)がとても盛り上がる、どちらかと言うと『陽炎』に近い印象の熱いバラードでした♪
「これは歌うの難しそう〜〜〜!」と思っていたら、
剛「これは相当歌いこんでもらって、みなさんにカラオケで仲間に披露して"いい曲だな〜"と思ってもらえるようにね。」
 「"いい曲だ"と思ってもらえるかどうかは、みなさんにかかってますんで。」(←えええ?丸投げ〜?^^;)
光「ついでに『愛のかたまり』も歌ってくれると、僕らの懐にチャリンチャリン入りますんで。」
剛「え?そこ??」
光「カラオケの履歴とか見ると『愛のかたまり』とか出てくるときあって「歌ってくれてるんや〜」って。今度明細見てみ、ちゃんと書いてあるで。」
剛「え?ホント??」
後日"給料明細チェックするサラリーマン家庭の光一と給料明細を気にしない自営業家庭の剛"というツイを見て「なるほど〜」とわらっちゃいましたが、みなさん、新曲とともに二人の自作曲もいっぱい歌いましょう〜♪(←伝言しておきます。)

剛「まぁ、このまま終わっちゃうとみんな暗ーい顔して帰ることになっちゃうんでね。」
・・・と、くらーーーーい顔で歩く素振り。新曲口ずさんでいたのに途中からなぜか「祭りだ祭りだ・・・(ボソッと)」
光「改札で止められたりしてね。」
・・・とまた打ちひしがれてながら改札を通る素振り。(すぐ乗っかる光一さん☆)
剛「お客さん、お客さん!祭りは終わりましたよ!!」
光「え?そっち?」(ニコニコ)
この日の二人はほんと子供の様に話がドンドン脱線して妄想広がってた!可愛かった〜^^!
さすが「キッズ・キッズ」!!


35『夜を止めてくれ』
36『なんねんたっても』

剛「最後はみんなで歌って楽しく終わりたいと思います!」

そういって歌い始めてくれたので、私も一緒に歌っちゃいましたよ♪
ここでもステージ端まで来てくれたので、帽子を取った剛さんの髪の毛に赤?金?のメッシュが入ってるの、しっかり見えました〜(^-^)/(雑誌レポ見ると、武道館の時にもメッシュ入ってたんですね☆)
疾走感のある『夜を止めてくれ』は「まだまだライブ終わらないで〜!」の気持ちともリンクするし、今までの『99%Liverty』ポジションにうってつけの曲だと思いました♪

そして、何と言っても『なんねんたっても』はライブラストに「キンキとみんなで一緒に歌う」のに最高な曲だなぁ〜〜〜としみじみ実感!!(歌詞ページ貼りますね!→https://mojim.com/jpy100439x59x15.htm )
特に「生涯晩年になって 思い出したいんだ
   鮮やかな場面を 出来るだけ多くの今日という日を・・・」
はまさにその時の私の想いと重なって泣きそうになりました。。。いや、泣きました。
ほんとに素敵な曲をありがとうございます!堂島孝平お兄ちゃん!!
ちょっとめんどくさいやんちゃな双子の弟たちをこれからもよろしくお願いします<(u u)>

はぁ〜〜〜〜。
ホントに感動のライブでしたぁ。。。

みんな(キンキさんもバンドメンバーさんもオーディエンスも☆)幸せいっぱいのステージ!!
温かい拍手が会場いっぱいに響きます。

そんな中、バンメンさんを送り出す時まで堂島お兄ちゃんにちょっかいを出す双子弟キッズ・キッズさん☆
捌けようとする堂島さんに、光「堂島くん、堂島くん!」
戻ってきて 堂「何?」
光「なんでもなーい」(・・・これ、うちの双子の娘が3歳の頃こうやって遊んでたナ^^;)
また捌けようとする堂島さんに、剛「堂島くん、堂島くん!」
戻ってきて 堂「何?」
剛「どう"じま"?どう"しま"?」堂「・・・"じま"!」
また捌けようとする堂島さんに、光「堂島くん、堂島くん!!」
無視して捌ける堂島さん。光「3回目は出てきてくれないんだよねー!」(ニコニコ)

最後の最後までキッズ・キッズな光一さんと剛さん♪
パフォーマンスの時とのギャップありすぎで、ほんとに愛おしい^^

そして「ホントに楽しかったです!!」と何度も言う光一さんと「またここで会えるように頑張りたいです!」という剛さんの言葉が名古屋(圏)民はホントに嬉しくて感動で。。。
「ありがと〜〜〜〜!!!」と心から伝えるのでした。


長くなりすぎました。
最後まで読んで下さったみなさん、ありがとうございます<(u u)>
なんとか名古屋の想いを伝えたくて、言葉数が増えてしまいました^^;

そして、今回参加できない方が多くいらっしゃるとのことで、できるだけその場で聴いているように・・と、二人の話も「」の会話形式で書きましたが、順序や言葉については、「そんな感じ」のニュアンスであることをご了承ください。


とにかくお二人も言ってらした様に、「これからのKinKi Kids」がとても楽しみになるライブでした。
ドームで少しでも多くの方が体験できますように・・・☆


2016年10月04日(火)14:05:55 No.8 ()

コメント
ラベンダー
2016/10/20/21:24:46  No.9
wadachanさん。
ホットなレポをありがとうございました。
すごく、想像できて、イマジネーションライブをふむふむと楽しんでいたら、昨晩の夢についに剛くん登場でした(笑)
前半の以前のエピソード、泣けますよね。
私が日帰りで遠征したのは名古屋ドームでした。もしかしたら、私も同じコンかもしれない。あまりの暑さで、自分からも湯気が出るくらいでした。具合が悪そうな剛くんにびっくりして、自宅に帰ってからまだ小学生だった息子(今30歳)に話したら、「病気なら治るよ」と励まされ、本当に良くなったどころか、曲もいいし、お膝のケアーもがんばっているし、うれしいですね。
wadachanさんのあたたかさもうれしいです。
私は会場に行けなくてもアリーナツアーの雰囲気で、自宅でDVDを見まくっていますが、歌唱力や盛り上げ方なんかは、つねに「これからのキンキ」を期待できますよね。

キンキさんが近くで見ると「いがいに大きい」、というのすごくわかります。オーラがあると思います。
wadachanさんは「九州人」ということですが、私の父は佐賀人で、父方のおばあちゃんと暮らしていた私も佐賀弁が出ます。

「情の深かは、隠せんとよ〜」「よか男盛りになってきたとよね〜」

素敵なレポをありがとうございました。



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