堂本剛ラジオレポ

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オンテナ 2:30 TBSラジオ


なぜ、堂本剛じゃだめなのか、ENDLICHERIでないとだめなのか・・・そして剛くんへのお母さんへの熱い想いなどをまじめに語ってくれた30分でした。ポツポツと言葉を選びながらの正直な語り口は涙なしでは聴けません。
小池さん、とてもまじめに進行してくれてすごく良い雰囲気でした。
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小:「2/1にソロプロジェクト『ENDLICHERI☆ENDLICHERI』として『ソメイヨシノ』を発売しましたが。いままで『堂本剛』としてソロでやったものと今回はどう違うのですか?」
剛:「今までは、歌詞を書くにも曲を書くにも、気使いしたり抑えたりしていた。今までいろいろな仕事させてもらって今の自分があるのだけれども、本来の自分というものがあるので、事細かく遠慮なく言葉を書いてみたり曲を書いたりしないと音楽やってる意味がないかなというのが第一歩。

またファッション、絵、文字などの仕事に対しても堂本剛が芸術的アプローチを世間にするときにひとつ名前をつけようと思った。

ENDLICHERIという名前がついてるときは、僕が思いのままの感覚で作品を手がけてますよという意味合いで名付けた。

ENDLICHERIは、アフリカに生息する古代魚、淡水魚の名前。
正式には、ポリプテルスという学名がつく。『たくさんの羽を持つ、うろこを持つ魚』という意味。

自分もたくさんの羽を手に入れれば、いろんな方面に飛んでいけるのではないかという願いをこめて、この魚と手を組もうと思った。

ENDLICHERIという名前は、自分が作品を手がけた時のハンコみたいなもの。入り口(ドア)をもうけたということで。

今まで、いろいろ仕事ををさせてもらってることもあり、堂本剛と仕事させてもらいたいと言っても一言で『いいですよ』という環境ではなかった。2人の活動に(ソロ活動の)影響させてはいけないと思っているので。

でも堂本剛単体ではお仕事させてもらうのが難しくともENDLICHERIにすることによって活動しやすくなると思う。

僕はこれ(このプロジェクト)を事務所の上の人にプレゼンしている。次ソロやることが可能であるのならば、堂本剛を説明できるものがないとどうなのかなと思い、話をした。事務所の人は意外に反応が良かった。『これとこれを守るならばやってもいいよ。』ということで事務所の理解を得ることができた。難関はいろいろあるけどこうやって今日まで来ている。」

「ソメイヨシノ」について
小:「僕の靴音とかも読みましたけど、ツヨポンは詩や言葉を大切にする方だなと思いました。桜の明るい感じよりかは深い意味合いを持ってますね。」
剛:「これは、アルバムに入れようと思ってた曲。切ない話になるけど、人間は年を取る事に対して不安を感じたり寂しさを感じたりする、でもそれを強がって払いのけたりして生きてる中で、年を取ると単純に夕日が綺麗とかそういうことで涙が流れてきてしまったり、自分の子供が幸せに笑っている姿を見て泣いたり、そういうはっきりとした理由がないけど涙が流れてくる瞬間があって。

この歌の主人公は自分の母。母が桜が花びらを散らして泣いている姿と自分とを重ねて、『あなたもそうなの?』と問いかけている歌です。『抱いてあげたい』なみたいな歌。

『叫ぶ声がまた墜落した』・・ここは散る花びら、声にはならない不安、ポジティブな意味も込めての心の声を表現した。
小:「いままでも桜がそういう風に見えてたの?」
剛:「小学校・幼稚園のころから、桜を綺麗とは思って生きてなくて、切ないなと思って見ていた。登下校の道で、雨の次の日とかはアスファルトに埋もれてグレーになっていて切ないなと思っていた。

もしかしたらこの桜は、『昔命として存在してた人たちの涙なのではないか』と思ったりしていた。
ここ5、6年くらい、母と毎年桜を見に行くけれども『あなたとこの桜をあと何度見られるのかな』と母が言う。『あんたの孫、見れんのかな』とボソっと。

昔は買い物袋とか平気でたくさん持っていた母も今は弱々しくなってきていて。
オレももう年取った。27やん。この曲を完成させてもいいのかなと。

レコーディングは夜中で、5テイク目くらいで歌ができた。歌が出来た時恥ずかしかったけど、普段から恥ずかしいという気持ちを1mm、2mm先進して頑張るようにしてるんだけど、この気持ちを母に伝えたかった。

電話は恥ずかしかったのでメールした。

『生んでもらってすごく感謝している。感謝の気持ちでいっぱいだから。ありがとう。』

というメールを送った。母からは『それはよかったわ』とシンプルな返事が返ってきたけど、胸は熱くなっていたと思う。僕は今言いたいことは伝えた方がいいと思う。今頑張って生きてるのね、僕は。

それこそうちの社長が、クリスマスひとりぼっちだったみたいで。じゃ『飯食う?』って。『YOUに言ってもらわなくても大丈夫』みたいな感じだったんだけど、2人きりでデートした。
『ジャニーさん、これプレゼント買ってきた』とか。その日に言えること、出来る行動、闘い、逆に理性働かせて抑えたり、それを自分で見極めて前進している。恥ずかしいのをこらえて言ったり、伝えたりが大事だと。この歌は母に対する想いが強すぎて恥ずかしいのだけど、でも前進して2/1にシングルカットして出しました。
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♪ソメイヨシノ
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  真夜中のおやつタイム
小:「つよぽんからのおやつタイムはいちごということで。
博多のあまおうです。
大きいイチゴで、12個で3500円
食べてください。」
剛:「栄子マンは?」
小:「食べるよ。」
「なんでいちごにはまってるの?」
剛:「タイミングですよ。ツアー中の」
「ライブ会場でファンの人に・・・」
「気になるわ。いっこいい?まず僕が食べへんかな?」(小池さんが先に食べちゃったようです)
小:「だって、手拭くの長いんだもん」
剛:「僕は意外に綺麗好きなんよ。
うまいわ。あまおうやりますね」
「先日オカンはいちごでジャム作ってました。」
「この間は伊勢海老を二人でさばきました。おいしかった。」
「お母さんの知り合いがいろいろ送ってくる。年取るといろんなものを送ってくる。
プルーンとかいろんなものを。めっちゃでっかいホタテとか。
『これ、どこどこのだれだれさんから』とか言って。
こんどなんかあげようか?」
小:「ぜひそうして」
「お別れの時間来ちゃった。」
剛:「声でかいね。(^o^)」
小:「あたしが声でかいの気に入らないわけ?」
剛:ENDLICHERIのアルバムが3/1にリリースされます。Coward(臆病者)というタイトルです。
人は生きている時に臆病になりがち。決断・判断・何かを守るとき・闘う時etc
臆病になりがちな人間像、矛盾、不安な気持ちを歌に込めました。
テーマは生きる、生かされてる、臆病になりがち・・・だけど闘いましょう。ということ。
実は魚のENDLICHERIも臆病なんです。

そしてこのCowardひっさげてライブします。
横浜みなとみらい特設会場ENDLICHERI☆ENDLICHERIテントでやります。
46公演は大変だけど。The Rainbow Star 3/19-5/21までやります。
楽しんでってください。
ライブ情報は公式サイトwww.endli9.netを見て下さい。
みなさんありがとうございました。最後にこの曲を聞いてください。カップリング曲、濡れ鼠です。
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♪濡れ鼠
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2006年02月12日(日) No.16
No. PASS
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